エネオス、元会長に費用請求 女性への不適切行為で辞任

 石油元売り最大手ENEOS(エネオス)ホールディングスは10日、女性への不適切行為で会長グループ最高経営責任者(CEO)を辞任した杉森務氏に対し、問題で要した弁護士費用や調査費用を請求すると明らかにした。金額は精査中で、応じなければ提訴する。斉藤猛社長が同日の決算記者会見で公表した。

 斉藤氏は「関係者に多大なる心配と迷惑をかけ、心よりおわび申し上げる」と謝罪した。「法にのっとり元会長に負担を求める予定だ。支払いに応じなければ訴訟する」と述べた。

 役員の不祥事が発生した際、速やかに責任を明確にして解任し、報酬を支給しない体制をつくる考えも示した。

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