犯罪被害者への支援の重要性を知って…被害者の遺族が大学で講演 広島

犯罪被害者への支援の重要性を知ってもらおうと被害者の遺族が学生に講演を行いました。

松本里奈さん「新たな犯罪被害者が生まれた時には司法も支援も信頼できるものだと思える環境であってほしい」

広島市内の大学で行われた講演には社会学専攻の学生17人が参加しました。

講師の松本里奈さんは2012年に東広島市で起きた鉄板落下事故で亡くなった松本康志さんの妻です。

学生たちに当時どのような支援を受けて前を向くことができたかなどを話しました。

講演を聴いた学生「松本さんにふりかかった現実というのは自分に置き換えてみると到底受け入れられない。自分に何らかの支援ができるのであればそういう活動に参加していけたらなと思いました」

松本さんは今後も県内外の学校や企業で講演を行っていきたいということです。

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