静岡県掛川市は公立中学校の部活動について、土日だけでなく、平日の活動も民間のクラブや指導者に委ねる構想を明らかにしました。4年後の2026年夏頃を目標に改革を進めていくことにしています。
<掛川市 久保田崇市長>
「文部科学省は『土日のみの移行を進めましょう。平日の方は部活を続ける』というような段階的な構想を描いていると思いますが、掛川市は平日の方もやっていく」
部活動をめぐっては、少子化による部員の不足や指導する教諭の長時間労働が課題となっていて、国は土日の活動から民間のクラブや指導者に委ねる段階的な改革を進めています。
掛川市は11月10日の定例記者会見の場で、土日だけでなく、平日の活動も地域単位のクラブへと移行する構想を明らかにしました。
市は、平日と土日の運用が異なると生徒たちが困惑する恐れがあることなどを理由に挙げていて、4年後の2026年夏頃を目標に改革を進めていくとしています。