新型コロナ「第8波」警戒 個人の対策徹底訴え

 全国で新型コロナウイルス感染が再び増加する中、宮崎県内でも感染者数が前週を上回る状況が続き、「第8波」への懸念が高まっている。専門家は政府のコロナ対応策の緩和、社会経済活動の活発化などが背景にあると指摘。高齢者施設など重症化リスクの高い施設でもクラスター(感染者集団)が確認され続けている状況だ。今冬はインフルエンザとの同時流行も懸念され、県や医療関係者は個人での感染対策の徹底や、早めの受診・検査を呼びかけている。

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