実は疲れがたまっている!「手首」の簡単ストレッチ3種とその効果とは?

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

今回のテーマは、“手首”のストレッチ!

手首は、日頃から酷使されているパーツです。例えば、デスクワークの最中、キーボードやマウスを打つ・使うとき。私たちは、前腕(ひじ下~手首)の筋肉をよく使っています。また、スマートフォンを片手で持って操作するときも、手首への負担が大! 画面を横向きにして、両サイドを手で持つときでさえ、手首にはひねりが加わるため、思っている以上に負担がかかってしまっているのです。

ところが、「よし、手首のストレッチをしよう!」とは、なかなかならないのが現実。痛みが出たりするまで、放置してしまう方も少なくないでしょう。

ちなみに、手首は腸の反射区でもあるため、手首をほどよく刺激してあげることで、腸内の不調の改善に期待できるとも言われています。こう聞くと、手首のストレッチをしたくなるかもしれませんね。

それでは早速、ストレッチを始めていきましょう!

パソコンやスマホ疲れが溜まりやすい「手首」のストレッチ3つ

ストレッチ(1)

1)右腕を体の前に伸ばす。手のひらを上に向けたら、指先を下に向ける。

※ 腕は肩の高さに持ち上げます。

2)左手で右手の指先を持ち、自分のほうへ軽く引っ張る

※ 右手首に心地よい伸び・刺激を感じる程度に引っ張りましょう。楽に呼吸をして、30~60秒ほどキープ。反対側も同様におこないます。

ストレッチ(2)

1)両腕を体の前に伸ばす。手のひらを内側に向けて、指を組む。

※ ここでも、腕は肩の高さをキープします。

2)手のひらを外側に向けて、前にグーッと突き出す。

※ 肩や背中が丸まると、手首のストレッチ感を得にくくなるので注意! 30~60秒ほどキープしましょう。

ストレッチ(3)

1)床に正座をする。両手を体の前につく。

※ お尻がかかとに乗った状態で、手は無理なく置けるところに。前のほうにつかなくてもOKです。

2)右手の指先を自分のほうに向ける。

※ 右手首に“軽く”体重をかけます。伸びが強すぎる場合は手の位置を体寄りに、伸びが足りない場合はもう少し前に手を置いてみてください。30~60秒キープしたら、反対側も同様におこないます。

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普段、あまりストレッチをすることがないパーツなだけに、何とも言えない心地よさを感じられたのではないでしょうか。

手首の疲れを癒しながら、腸にもアプローチ!ぜひ試してみてくださいね。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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