Luup、さいたま市のマルチモビリティステーションで実証実験開始

株式会社Luup(以下、Luup)ら4者は、マルチモビリティステーションに、新たに電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」を加えた実証実験を、11月9日から開始する。11月4日付のプレスリリースで明かした。

同実証は、OpenStreet株式会社、ENEOSホールディングス株式会社、さいたま市、およびLuupの4者で実施する。さいたま市は、「さいたま市スマートシティ推進事業」に取り組んでおり、その一環として「HELLO CYCLING」と「HELLO MOBILITY」の貸出・返却拠点となるマルチモビリティステーションを展開中だ。

OpenStreetら、埼京線沿線にマルチモビリティステーション設置

OpenStreet株式会社(以下、OpenStreet)ら4者は、さいたま市内のJR埼京線沿線に、電動アシスト自転車、スクーター、超小型EVの貸出返却拠点となるマルチモビリティステーションを、新たに設置した。8月24日付のプレスリリースで明かした。同取り組みは、OpenStreet、E...

マルチモビリティステーションとは、複数のシェアモビリティを借りられる場所だ。アプリに表示されているステーションであればどこでも返却できる。同実証では、11カ所のマルチモビリティステーションでLUUPを20台提供する。実施期間は、11月9日~12月4日の予定だ。

同実証では、マルチモビリティステーションにLUUPが加わり、よりユーザーのニーズに合ったモビリティを選択することが可能となる。これにより、現在約10万人を有する会員の拡大や街の回遊性向上への貢献を目指すという。

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