ダチョウなど57羽殺処分へ 和歌山の施設で鳥インフル

鳥インフルエンザの感染が確認された和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドに集まった関係者ら=11日午前9時29分(共同通信社ヘリから)

 和歌山県は11日、同県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で起きた高病原性鳥インフルエンザの疑い例について、遺伝子検査の結果、感染が確認されたと発表した。施設で飼育するダチョウ、エミュー、アヒル、ガチョウの計57羽を殺処分する方針。

 県によると10日、アドベンチャーワールドの職員から「死んでいるアヒルが増えた」と県側に連絡があり、簡易検査で陽性となっていた。施設で飼育する主な鳥類は全44種類、約850羽。11日は臨時休園とした。

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