2028年ロス五輪の競技候補「フラッグフットボール」を体験 足立区の小学校

2028年ロサンゼルスオリンピックで採用候補となっている競技「フラッグフットボール」を足立区の小学生たちが体験しました。

アメリカンフットボールを基に作られた新しいスポーツ「フラッグフットボール」は、6年後に行われるアメリカ・ロサンゼルスオリンピックで採用される競技の候補にもなっています。アメリカンフットボールとの大きな違いは"タックルがないこと”で、守備側の選手は攻撃側の選手たちの腰に付いている「フラッグ」と呼ばれる布を奪うことで攻撃を止めます。タックルをはじめとした体の接触がなく、より安全に試合を行えるので、幅広い層が参加できるスポーツです。

フラッグフットボールの楽しさを知ってもらおうと11月10日、足立区の区立千寿本町小学校で体験イベントが行われました。3年生の2クラスの子どもたちに熱血指導したのは、区内を練習拠点としているアメリカンフットボールのチーム・電通キャタピラーズの選手たちです。中には転んでしまい足を擦りむいた子もいましたが、それでも頑張って立ち上がってコーチからのパスをナイスキャッチすると、最後は笑顔を見せていました。

子どもたちはオリンピック競技候補のフラッグフットボールをたっぷりと楽しみ、将来の日本代表という大きな夢を語る子もいました。参加した子どもたちは「フラッグフットボールは難しかったけど、だんだん楽しくなってきて、最後はすごくうまくできた」「初めてやったけどすごく楽しかったので、またやりたい」「将来、オリンピックに出てみたい」などと話していました。

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