長崎県中学駅伝 西諫早が男女でV 歴代4校目

(写真左から)両手を広げてゴールする西諫早男子のアンカー内田=トランスコスモススタジアム長崎、女子第2中継所。西諫早の2区森こ(右)から3区松尾へたすきリレー=県立総合運動公園周回コース

 男子第64回、女子第39回長崎県中学駅伝は10日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎を発着点とする県立総合運動公園周回コース(男子6区間20キロ、女子5区間12キロ)で行われ、西諫早が男女優勝を果たした。男子は1時間2分49秒で9年ぶり3度目、女子は42分6秒で2年連続2度目。男女優勝は学校対抗となった1986年以降、88年の田平、97年の志佐、2014年の時津に続いて4校目。
 男子の西諫早は1区百田の4位スタートから、2区橋本で先頭に立った。中盤で首位を譲ったが、5区中川で再びトップに出ると、1秒リードでたすきを受けたアンカー内田が快走。2位雞知を14秒差で振り切った。3位に時津が入った。
 女子の西諫早は1区宮本が2位につけると、3区松尾で首位に浮上。アンカー森若の区間新で後続を引き離した。2位雞知は3区原と4区藤らの1年生2人が区間賞を獲得。長大付が3位に続いた。
 男女の優勝校は全国大会(12月18日・滋賀)、上位各2校は九州大会(12月3日・沖縄)に出場する。


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