栃木県真岡市や栃木県、JAはが野、市観光協会などでつくる「いがしらリゾート活性化協議会」は19日、下籠谷（しもこもりや）のチャットパレス芝生広場を主会場に、合同イベント「いがしらリゾート・アウトドア・フェス」を開催する。井頭公園など5施設が立地する100ヘクタールに及ぶエリアを新たに「いがしらリゾート」と命名したことから、各施設が連携した初の合同イベントに取り組む。
自然が豊かな同リゾートを魅力あふれる観光・交流の拠点とする狙い。市プロジェクト推進課は「エリアが一体となって情報を発信し、認知度向上にもつなげ、イベント当日以外でも周遊や滞在する来訪者を増やしたい」と説明する。
ファミリー層を集客のメインターゲットに据え、「楽し・癒やし・美味（おい）し」と題して、アウトドア体験やワークショップを中心とした内容にする。
「たべる」「とまる」「あそぶ」「あるく」といった四つのカテゴリーを用意し、「たべる」ではピザ焼きを体験できる。市特産イチゴを使用したスイーツをはじめ、デザートやコーヒーなどを扱うキッチンカーも登場する。
「とまる」ではグランピングテントの無料見学会を開くほか、特設スペースで車中泊（チェックアウトは翌20日午前11時まで）を楽しめる。「あそぶ」ではカンセキ（宇都宮市）の協力を得て、アウトドアグッズを展示する。たき火でマシュマロを焼いて食べたり、ランタンを作ったりする。
「あるく」は、通常夜間は開放しない井頭公園内でライトアップした紅葉を見に行くガイドツアーや、ウオークラリーなどを企画した。
当日は入場無料。午前10時〜午後7時。一部有料の体験も含まれるほか、事前予約が必要な催しもある。
(問)市プロジェクト推進課0285.83.8196。
