静岡市にある中学校では、美術の授業の一環として、装飾やラッピングにも用いられるマスキングテープの新商品や新たな使い方を、生徒が岡山県の企業にプレゼンテーションしました。
11月11日に行われた静岡大学教育学部附属静岡中学校の美術の授業。中学3年生が4人1組のグループに分かれ、マスキングテープで知られる岡山県のカモ井加工紙の社員とアートディレクターの居山浩二さんに向けて、マスキングテープの新商品や新たな使い方をプレゼンテーションしました。
中には居山さんらが高い評価をつけたアイデアもあり、マスキングテープを包帯やマスクなどに活用し、医療用品をカラフルにするという案は絶賛されました。
<静岡大附属静岡中3年 和田元基さん>
「自分たちは、病院での活用をプレゼンしたので、自分たちの下の年代から上の年代まで、幅広い人に、マスキングテープの魅力を知ってもらいたい」
<静岡大附属静岡中3年 鈴木瑚都さん>
「商品の説明とかプレゼンとかロゴマークとかいろんな側面から考えることがあったので、より良いデザインに工夫して作るのが大変だった」
生徒が考えた新商品や新たな使い方は、今後、カモ井加工紙の商品開発の場で活用される予定です。