スクールバスに児童置き去り 「安全管理の徹底を」 県が再度通達 広島

広島市の特別支援学校の児童がバスに取り残されたことを受け校長が取材に応じました。

また、県内の幼稚園などに安全管理を徹底するよう県は緊急の通知を出しました。

市立広島特別支援学校 合田 和広校長「ほんの小さな気のゆるみから命を失う可能性が生まれているということ。危機意識の低さ、私自身の責任だと思っています」

今月1日、広島市の特別支援学校でスクールバスに小学部の児童が置き去りにされ、約50分後に発見されました。

介助員の確認不足が原因となっています。

合田校長「再発防止策を徹底して行い、再度検証していく所存でございます、誠に申し訳ございませんでした」

県は11日、送迎バスの乗り降りの時の園児の数や園児が降りた後の車内の確認など安全管理を徹底するよう県内の幼稚園などに通知を出しました。

スクールバスの置き去りをめぐっては9月に静岡県で送迎バスに3歳の女の子が取り残され死亡したことを受け、県では安全管理の徹底を促す文書を出していました。

© 広島ホームテレビ