和歌山県知事選(27日投開票)の期日前投票が11日、県内の市役所や町役場などで始まった。開設期間や投票時間は投票所ごとに異なるが、主には26日までの午前8時半~午後8時。
期日前投票所は67カ所。新宮市では投票箱や記載台を積んだ車に立会人が乗車して地域を巡回する「移動期日前投票所」も開設する。
田辺市役所で1票を投じた50代農業女性は「投票は毎回欠かさない。日曜も仕事があるので、毎回早いうちに期日前投票を利用している」と話した。
県選挙管理委員会によると、2018年の前回知事選では12万1296人が期日前投票を利用。全投票者の38.77%を占めた。
コロナ禍の選挙では、各市町村選管が投票所の密を避けるため、期日前投票の積極的な活用を呼びかけている。