那覇空港周辺でドローン、許可とらず飛行の疑い 会社員を書類送検 豊見城署が沖縄初摘発

 豊見城署は10日、国土交通省の許可を受けず、夜間にドローンを那覇空港周辺や那覇市の人口密集地上空で飛行させたとして、航空法違反容疑で那覇市の会社員の男性(37)を那覇地検に書類送検した。「登録したドローンで許可があれば、誰が運転してもいいと思った」などと話しているという。今年6月の法改正以降、同容疑での摘発は県内初。

 書類送検容疑は7月6日午後10時10分ごろ、同20分ごろと、同10日午前9時半ごろ、無許可で那覇市の空港周辺などの飛行禁止区域でドローンを飛ばした疑い。

 豊見城署によると、ドローンは重さ199グラムで機体は登録済み。男性は他人名義の飛行許可で、空港周辺の飛行は無許可だったという。

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