バイデン大統領、国際秩序擁護へ アジア歴訪でトップ外交

10日、米大統領専用機エアフォースワンに乗り込む前に手を振るバイデン大統領=ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)などに出席するため12~16日にカンボジアとインドネシアを歴訪する。13日に日米、日米韓の首脳会談を開き、14日には中国の習近平国家主席と初の対面会談に臨む。台湾や東・南シナ海などを巡って威圧的に動く中国をにらみ、ルールに基づく国際秩序の擁護へトップ外交を進める。

 カンボジアでは12日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議に出席し、13日に東アジアサミットに参加。岸田文雄首相、韓国の尹錫悦大統領との個別会談や日米韓首脳会談で、北朝鮮の脅威に対処するための連携強化を確認する。

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