汚染された水などから感染し、適切な治療を受けないと重症化し死に至ることもあるコレラ。 10月6日、レバノンでコレラの流行が発表された。経済危機により水や衛生のインフラは脆弱な状態で、人びとが密集して暮らす難民キャンプでは下水道が機能不全に陥っている。さらに、熟練した医師の4割が海外に流出しており、医療人材の不足も深刻だ。 これ以上の流行を食い止めるために──。現地の状況と国境なき医師団の活動を伝える。
【動画】経済危機のレバノンでコレラが流行 燃料不足で水道が機能不全に
- Published
- 2022/11/11 17:14 (JST)
