
【ワシントン共同】米中間選挙の獲得議席数が伸び悩む野党共和党で10日、選挙戦を主導したトランプ前米大統領(76)の責任論が高まった。2024年の次期大統領選出馬表明を延期すべきだとの声も上がった。自身への批判に反発するトランプ氏は10日、南部フロリダ州の邸宅マールアラーゴで15日に予定通り「特別な発表」をすると関係者に通知。出馬表明を強行する考えとみられる。
中間選挙は開票が続き、米主要メディアによると下院(定数435)は共和党が211、バイデン大統領(79)の与党民主党は198。上院(定数100)は非改選を含めて共和49、民主48。