岡山市の公立夜間中学設置に向け2回目の検討会 有識者らが基本方針案について議論

岡山市が2025年に設置を目指している公立夜間中学校のあり方を考える2回目の検討会が、10日に開かれました。

有識者や学校関係者9人が出席し、市の教育委員会が示した基本方針案について議論しました。

公立夜間中学とは、さまざまな事情で十分な義務教育を受けられなかった人を対象とする学校で、幅広い年齢や国籍の生徒を受け入れます。

岡山後楽館中学校(岡山・北区南方)

岡山市は2025年4月、岡山後楽館中学校に県内初の公立夜間中学を設置する方針です。

検討会では入学対象者や入学時期について「学びたい人のさまざまなニーズや思いをくみ取れるようにしてほしい」などの意見が出ました。

検討会は2回目の今回で終了し、市の教育委員会では年度内に基本方針を策定する予定にしています。

© 株式会社瀬戸内海放送