
沖縄県の玉城デニー知事が11日、広島県庁で湯崎英彦知事と対談した。玉城氏は「戦争で歴史的な出来事があった広島、長崎、沖縄から平和を発信するのは世界的に意味がある」と述べ、米軍基地問題への理解と協力を求めた。
広島県は米軍岩国基地がある山口県岩国市と隣接しており、湯崎氏は「基地問題はひとごとではない。低空飛行訓練の被害もあり、沖縄のフラストレーションは分かる」と応じた。
玉城氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設問題を考える講演会「チムグクルで考えよう デニー知事トークキャラバン」のため広島市を訪れた。