「いい気分ではない」「このままだと芝生が生えてこない」公園の芝生に車でぐるぐる回った跡 器物損壊事件として捜査ー静岡・磐田市

静岡県磐田市内の公園の芝生に車が乗りあげたとみられるタイヤの痕が確認され、磐田市は芝生が破損したとして、警察に被害届を出しました。この公園では、2022年5月にも同様の被害があり、警察は器物損壊事件として調べを進めています。

<公園の利用者>

「やっぱりいい気分ではない」

「この広場は子どもが遊びやすいところだなって思うので、今後使えなくなるようなことがあったら残念だなって思う」

<山口駿平記者>

「磐田市の今之浦公園です。車が何周にもわたって激しくぐるぐるぐるぐるした痕があるのがわかります」

芝生に残る幅15cmほどの車とみられるタイヤの痕。その痕は縦、横ともに約40mにわたります。11月7日、公園の利用者からの連絡で被害が発覚しました。

<磐田市都市整備課公園緑地グループ 佐東大輔主任>

Q.今回の被害はどの辺りが一番ひどいでしょうか?

「このあたりの芝生の剥がれ、土が露出してしまっておりまして、このままだと芝生がずっと生えてこない状況になることが考えられますね」

芝生の修復にかかる費用は約10万円。しかし、問題はその額ではありません。この公園では、2022年年5月にも同様の被害が確認されていて、市は被害届を提出しました。警察は器物損壊事件として調べを進めています。

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