神奈川県庁東庁舎1階にセブンイレブン 22年度内開業へ イートインスペースも

神奈川県庁東庁舎

 神奈川県は10日、県庁東庁舎(横浜市中区日本大通)1階に開設するコンビニエンスストアの事業者に「セブン─イレブン・ジャパン」を選定したと発表した。3者が参加した条件付き一般競争入札の結果、同社に決まった。

 賃料は年額501万6千円(税込み)。賃貸借期間は2022年12月1日から5年間。入居スペースはウッドデッキを含む約200平方メートルで、イートインスペースも設けて本年度中のオープンを目指す。

 6月に一般競争入札で事業者を募ったが、このときは入札参加者がなく、賃料の最低価格を当初の半額以下となる年額およそ400万円以上に設定して再募集していた。

 20年11月に完成した東庁舎を巡っては、県は12階に眺望を生かしてレストランを開設する方針。こちらはプロポーザル方式で7月に事業者候補を選定したが、10月に「資金調達のめどが立たない」として辞退の届け出があり、選定作業が振り出しに戻っている。

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