11月6日に告示された新宿区長選挙には、自民党・公明党が推薦する現職の吉住健一(よしずみ・けんいち)氏(50)、立憲民主党・共産党・れいわ新選組・社民党・地域政党の生活者ネットワークが支持する新人の依田花蓮(よだ・かれん)氏(50)の無所属2名が立候補しました。投開票は11月13日に行われます。
今回は吉住区政の是非、新型コロナウイルスの影響を受けた社会・経済活動、物価高騰対策などが争点と考えられます。
新宿を再起動し、コロナ禍から再生しよう 吉住氏
吉住氏は新宿区生まれ、日本大学法学部法律学科卒業。衆議院議員・与謝野馨氏秘書を経て、2003年から新宿区議会議員を2期連続で、2009年から東京都議会議員を2期連続で務めました。2014年の新宿区長選挙に初当選、今回は3期目を目指しての立候補となります。
吉住氏は以下の政策を掲げました。
多様性はパワー、ちいさき声をすくいあげる新宿へ 依田氏
依田氏は愛知県豊橋市出身、青山学院大学法学部私法学科。新宿のショーパブダンサー、商業演劇にミュージカル俳優を経て、行政書士よだかれん事務所を開設。2019年の新宿区議会議員選挙に初当選、2022年7月の第26回参議院議員選挙へ立候補するため今年5月で辞職しました。
依田氏は以下の政策を掲げました。
JCI東京×選挙ドットコム
過去の新宿区の選挙に関する世論調査において、選挙の種類や投票率に関わらず、候補者への投票理由として「候補者の政策や主張に賛同したため」の割合は25%前後で推移しており、政策主体の選挙とはいえない低い水準となっています。 本ページが、有権者が実際の候補者選びにおいて候補者の「政策・提言」内容を正確に把握して投票行動を起こす一助となれば幸いでございます。