
首都圏と新潟を結ぶ上越新幹線が15日で開業40周年となるのを記念した式典が12日、JR新潟駅で開かれ、1982年の開業当時に運行していた200系をイメージしたカラーに仕上げた車両を使った列車が大宮駅に向けて出発した。
列車は2002年まで運行していた「あさひ」にちなんだ「なつかしのあさひ号」で、E2系1編成の車体に白地に緑色のラインを施し、開業時を再現している。
新潟駅のホームには記念列車を一目見ようと鉄道ファンらが集まった。列車には親子連れなどが乗り、乗客のうち事前の応募で選ばれた新潟市の米田諒祐君(5)と琉晟君(3)には、JRの制服と帽子が贈られた。