性暴力に屈せず声を上げるフラワーデモが11日、広島市内でありました。
フラワーデモは3年前、各地の裁判所が性暴力で訴えられた男性を相次いで無罪とした判決に抗議し全国で始まりました。
広島地裁は10月、父親から性的虐待を受けた女性が損害賠償を求めた裁判で、訴える期間が過ぎたとして請求を棄却。
女性は控訴しています。
弁護士の寺西環江さんは
「いいですか、これだけは忘れないでください。絶対に悪いのは加害者です。助けてと叫べなかったあなたに非はありません」と訴えました。
このフラワーデモを呼びかけた
北原みのりさんは「どれだけ被害者が声を上げれば社会は変わるんでしょうか。本当に悔しい」と話します。
広島市でのフラワーデモは4回目で、11月25日の女性に対する暴力撤廃の国際デーにも集まる予定です。