火星探査に向け“癒やし”検証 アザラシロボット「パロ」

アザラシ型ロボット「パロ」と産業技術総合研究所の柴田崇徳・上級主任研究員(左端)ら=11日、米コロラド州(同研究所提供・共同)

 【ロサンゼルス共同】NASAが2040年ごろの実現を目指す有人火星探査に向け、日本の産業技術総合研究所が開発した“癒やしロボット”を使って隔離空間に置かれた人のストレスや孤独感の変化を調べる実験が米西部ユタ州で行われる。今後検証や評価を重ね、有効性が示されれば将来的には火星探査に用いられる可能性もあるという。

 同研究所の柴田崇徳上級主任研究員によると、このロボットはペット療法に着想を得た赤ちゃんアザラシ型の「パロ」で、AIを搭載。今回の実験を含むミッションは、火星に似た地形に設けられた火星砂漠研究ステーションで女性6人が参加して13~26日に行われる。

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