高校生企画グルメ催し充実へCF 津山で20日、うまいもん大集合

「うまいもん商店街」のチラシを掲げてPRする高校生実行委のメンバー

 作州地域の高校生が地元グルメをPRするイベント「第4回県北のうまいもん大集合! うまいもん商店街!」が20日、津山市中心部の商店街で開かれる。生徒でつくる実行委が出店交渉して集めた、勝英地域産黒豆・作州黒を使ったハンバーガーなどを販売。イベントの充実を図るため一部運営費をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 津山、真庭、美作市など7市町の36飲食店・住民団体がハンバーガーのほか、真庭市産原木シイタケの唐揚げなどを提供。生徒は美作大生と手作りした久米南町産シャインマスカットのフルーツサンドを販売する。スタンプラリーや菓子すくいなど親子向け企画もある。

 津山、津山東、津山工、美作、林野、勝間田の6校の1~3年21人が7月に実行委を結成し準備を進めてきた。今年は新型コロナウイルス対策徹底のほか親子向け企画でイベントを盛り上げるため、山陽新聞社や中国銀行が運営するCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を使って20日まで経費を募る。目標額は25万円。返礼品としてイベント出店者の菓子や果物を送る。

 12日、市内でイベント内容を発表した実行委の津山東高1年片山ありささん(16)は「地域自慢の味を多くの人に安全に楽しんでほしい」と話した。

 イベントは県美作県民局、NPO法人みんなの集落研究所が主催し、午前11時~午後2時にソシオ一番街、銀天街、元魚町の各商店街で開く。問い合わせは同研究所(070―3775―8356)。CFの詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/umaimon2022)。

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