
ロッテの佐々木朗希投手が12日、岩手県大船渡市に帰郷して取材に応じ、4月に史上最年少の20歳で完全試合を達成するなど飛躍した今季について「最低限はできたと思うが、もっと上を目指せると思った」と真剣な表情で話した。
岩手県陸前高田市で生まれ、2011年に東日本大震災で被災。大船渡市に移り、大船渡高3年生だった19年4月に球速163キロをマークした。慣れ親しんだ土地に「毎年戻ってくる場所があるのはうれしいし貴重。いつまでも活気ある街であってほしい」としみじみと話した。
プロ3年目の今季は、20試合に登板して9勝4敗、防御率2.02、173奪三振だった。