真鶴トンネル、中はどうなってるの? 地元小学生が見学 大半が海抜下を通過

地元小学生がリフト車に乗って天井を観察した施設見学会=真鶴道路の真鶴トンネル

 神奈川県真鶴町と湯河原町を通る有料道路「真鶴道路」(真鶴ブルーライン)の真鶴トンネルで4日、道路の特徴や安全対策を知ってもらおうと、地元小学生を対象にした施設見学会が行われた。

 運営する県道路公社によると、国道135号が伊豆・熱海方面の利用客で日常的に混雑したことから、総延長約4.5キロの真鶴道路が計画され、1982年に完成。そのうち1.6キロを占める同トンネルは、大半が海抜下を通過する珍しい施設だという。

 見学会では湯河原町立東台福浦小学校の5年生17人がトンネル内のリフト車に搭乗し、普段近づくことができない天井部分などを注意深く観察した。

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