5ヶ月先まで満室!"鉄道ホテル"誕生…お部屋に“ホンモノ鉄道イス!”運転体験も!【函館】

JRイン函館に、予約が殺到する注目のホテル客室がオープン!

鉄道をコンセプトにした客室として、鉄道ファンはもちろん家族連れなど多くの人から注目を集めています。

一体どのようなスポットなのでしょうか?

ボックスシートや行き先表示板、運転台など「キハ40」をモデルにした客室

鉄道開業から150年、そして函館駅が開業して120年という節目の年。

11月1日、JRイン函館で鉄道をコンセプトとした客室「キハ40トレインルーム」の利用が始まりました。

ボックスシートや行き先表示板、運転台など、まさに鉄道のなかそのものの空間が広がっています。

「キハ40形」は国鉄時代の1977年に導入され、北海道内では函館線や室蘭線などで使用されています。

一時は全国に数百もの車両がありましたが、北海道内では現在、65両が運行しているだけです。

ホテルの部屋には「キハ40形」で実際に使われていたボックスシートがあり、「トレインビュースポット」と呼ばれる窓からは函館線の線路や列車を一望できます

すでに予約は、2023年春までほぼいっぱいという人気ぶりなんですよ。

また、部屋にある運転台は実際に操作することも!

この運転台はかつて「キハ40形」で使用され、その後、JR北海道の社員教育用に使われていたそう。

モニターには北海道南部を走行する列車から撮影した動画が流れ、運転士になった気分を味わえます。

予約殺到!2023年4月までの予約がほぼ埋まるほどの人気

行先表示板、路線図、ハンガーラックにつり輪の設置など、かなりのこだわりっぷりです。

トレインルームは1日1組。営業開始は11月1日からですが、すでに想定以上の人気ぶりで11月は満室、12月は8割を超えています。

受け付け開始とともに、2023年4月末までの予約がほぼ埋まりました。「トレインルーム」の2023年5月以降の予約は、12月に開始する予定とのこと。

JRイン函館の宮川 岳三 支配人は「新たな観光スポットの一つとして、キハ40トレインルームをご利用いただければありがたいです」と話します。

宿泊者は、宿泊証明書をもらうことが可能。「JRイン函館」の公式サイトから予約を受け付けているので、興味がある人はぜひ予約してみては?

*みんテレ10月27日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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