戸田恵梨香、つよつよ!コンプラ対策に本音ズバズバ「何だその手間」朝ドラは一回蹴っていた

11月13日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に、戸田恵梨香さん、永野芽郁さん、高畑淳子さんが出演。戸田さんが朝ドラヒロイン役を辞退した過去を明かし、話題を集めました。

(画像:時事通信フォト)

■戸田恵梨香、朝ドラは一回蹴っていた

戸田さんは、31歳だった2019年にNHK連続テレビ小説「スカーレット」ヒロイン役で出演。

この時はオーディション開催はなしでヒロインに抜擢されました。

高畑さんが「戸田さんないでしょ? 朝ドラ(オーディション)受けた事とか」と尋ねると、戸田さんは「朝ドラ、受けた事あります」とコメント。

続けて、高畑さんは「失礼ですけど、受かってないって事ですか?」と質問。

すると、戸田さんは「実質受かったんです。けど当時は16、17歳とかだったと思うんですけど、40歳過ぎまで演じなくちゃいけないって言われて、『私できません』って。その時、マネージャーさんに朝ドラとは、みたいな事を説明されてなくて、『えっ!?』ってなって、『私できません』って」と、戸田さんは朝ドラヒロイン役を辞退した過去を明かしました。

この話を聞いた高畑さんは、思わず「らしいな」と感嘆の声をあげます。

なお高畑さんは、5回ほど朝ドラオーディションを受けるも、ヒロインにはなれなかったとのこと。

■戸田恵梨香、つよつよ!コンプラ対策に本音ズバズバ「何だその手間」

高畑さんが、「女優は一番鍛えられるよ。だって強くなきゃできないよ。女優さんみんな強いもん。男優さんはそうでもないね」と話すと、戸田さんは「じゃないと、こう世間の声とかそういうのもに耐えられなくなりますよね」と答えます。

そんな戸田さんは、「そういう声とかで、いわゆるドラマとか映画の世界にたくさんのコンプライアンスができてしまったっていうのが一番悔しいです」と、コンプライアンスが厳しくなった業界の現状について言及。

続けて、「何かよくありましたけど、それこそヤクザのお話なのに、ヤクザがシートベルトするとか。何だその手間はみたいな。昔の作品とか見てるとそういうのなくて、本当に表現の自由がたくさんあって。感情だったり表現方法だったり、テーマとかもたくさんあったなとかって思うんですけど、今はあまりに限られすぎてて」と、コンプライアンスについて例に上げます。

また、「何かこの芝居をできるようになろうとか、これを克服しようっていうラインを作ってやってきたりとかしてたんですけど、もしあたし自分に目標みたいなものが作れなくなった時、このコンプライアンスを守ってたら限界が来るわけじゃないですか。お芝居役者をやり続けられるんだろうかって自問自答するんですよね」と、コンプライアンスが厳しくなった現状に限界を感じていると本音を吐露。

さらに、「若い時は、死ぬまで役者を続けたいって思いましたけど、最近はそうじゃない人生もあるなとか思ったり」と、考え方にも変化が生まれてきた事を明かしました。

今回の放送にはネット上で、「戸田恵梨香さん一度10代で朝ドラ断っている?断る人がいたということを初めて聞いた」「戸田恵梨香さん、10代で朝ドラ受かってたのに断ったってこれまた凄いよな(40代くらいまで演じなきゃならないの知らなくて『出来ない』ってなった)」「恵梨香ちゃん 朝ドラ 受けてたの !?衝撃 すぎる !!」などのコメントが上がっています。

戸田さんが、合格した朝ドラのヒロイン役を断ったというエピソードは驚きましたね。

また、コンプライアンスの問題には、戸田さんの切実な思いが伝わってきましたね。

【番組情報】
ボクらの時代
https://tver.jp/episodes/epyw21xpig

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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