大島高・大野稼頭央投手、ソフトバンクと仮契約 契約金4000万円「期待に応える」 プロ野球

ユニホームに袖を通し、笑顔を見せる大野稼頭央投手=奄美市名瀬

 プロ野球ドラフト会議でソフトバンクから4位指名された大島高の大野稼頭央投手(18)が13日、鹿児島県奄美市名瀬のホテルで入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸500万円(金額は推定)で仮契約した。背番号は未定。

 球団から福山龍太郎アマスカウトチーフら3人が訪れ、契約後の会見でユニホームを着て記念撮影。プロ入りの実感が湧いた様子の大野は「思っていたよりも評価されていた。期待に応えられる選手になりたい」と決意を新たにした。

 福山チーフは「メディカルチェックでは医者が驚くほどの健康体だった。体づくりを中心に大切に育て、3、4年目には1軍で戦力になってほしい」と期待した。会見を見守った父裕基さん(43)と母なつきさん(43)は「けがをしないように腹をくくって頑張ってほしい」と話した。

 入団会見は12月5日、福岡市で行う予定。

スカウト陣と両親に囲まれ笑顔を見せる大野稼頭央投手=奄美市名瀬
スカウト陣に囲まれ笑顔を見せる大野稼頭央投手=奄美市名瀬

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