生け花甲子園、群馬県立桐生高V 池坊、3人一組で9校出場

「Ikenobo 花の甲子園」の全国大会で優勝した群馬県立桐生高=13日午後、京都市中京区

 高校生が3人一組で生け花の腕前を競う「Ikenobo 花の甲子園」の全国大会が13日、京都市中京区で開かれ、群馬県立桐生高の華道チーム「乙女桜」が優勝した。準優勝は京都市立西京高、3位は広島市の安田女子高だった。

 桐生高のテーマは、大会のテーマでもある「Flower of Life」。ニューサイランの葉で大きな輪を作り、ピンクのバラやカスミソウを中心にまとめ、温かく幸せな人生を表現した。2年生の加藤あいさん(16)は「日々の成果が出てほっとした。それぞれ違った形の幸せがあることを花に込めた」と笑顔で話した。

 この日は、地区大会を勝ち抜いた9校が出場した。

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