公立刈田病院の公設民営化に向けて住民説明会 参加者から具体的な説明求める声 宮城・白石市

刈田総合病院の公設民営化についての住民説明会が宮城県白石市で13日に開かれました。

公立刈田総合病院は、白石市と蔵王町、七ヶ宿町で作る組合が運営していますが、赤字が続いているため、来年4月から奈良市に本部を置く医療法人「仁誠会」に運営を任せることが決まっています。

13日に白石市で開かれた住民説明会では運営組で管理者を務める白石市の山田市長が、仁誠会を指定管理者に選んだ理由として医師を確保する能力と実績を評価したと説明しました。

参加した市民からは医師の確保の見込みや、救急医療の充実などについて具体的な説明を求める声が相次ぎました。

山田市長は「基本協定を結ぶ際に仁誠会に市民の声を伝えたい」と答えました。

運営組合では17日にも仁誠会と基本協定を結ぶことにしています。

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