最優秀賞に「はこぶね」 田辺・弁慶映画祭、兵庫出身監督

「弁慶グランプリ」を受賞した「はこぶね」の大西諒監督=13日、和歌山県田辺市

 源義経に仕えた平安末期の僧・武蔵坊弁慶の生誕地とされる和歌山県田辺市で、第16回「田辺・弁慶映画祭」の授賞式が13日に開かれた。最優秀賞に当たる「弁慶グランプリ」に大西諒監督(33)の「はこぶね」が選ばれた。

 港町を舞台にした「はこぶね」は、視力を失った30代男性と周りの人々の生きづらさを描いた群像劇で、1時間39分の作品。

 大西監督は兵庫県西宮市出身。賞金30万円が贈られた授賞式を終え「初めての長編で、皆さまの評価がうれしい。今後も意欲的に取り組みたい」と話した。

 劇場公開作品が3作品以内の若手監督が対象。今回は過去最多の180作品の応募があった。

© 一般社団法人共同通信社