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【brand pickup】
今、世界的に注目を集めているバイクのジャンルのひとつがアドベンチャーだ。ロングツーリングを楽しむ中で高速道路はもちろん、ときには未舗装路ですら快適に走破できるクロスオーバーな性能が魅力だ。
その発端は日本でいうところの大型クラスだが、現在は小型~中型クラスにも魅力的なバイクが数多く存在し、ホンダの400Xもその1台だ。2019年モデルからはフロントタイヤ19インチ化でさらに走行安定性が増し、もっと遠くへ走って行きたい衝動に駆られるモデルに仕上がっている(※一部を除き、車両の写真は400Xの欧州仕様「CB500X」となります)。
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そんな400Xに装着すればロングツーリングがより快適で便利になるのが、今回紹介するSHAD(シャッド)のトップケースとサイドケースなのだ。
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1973年にスペインのバルセロナで生まれたバイク用品メーカーのNAD(ナッド)が、1992年にバイク用ボックスのブランドとしてスタートさせたのがSHADである。
ひと口にケースと言ってもさまざまな種類がラインナップされているので、各ケースを400Xにマウントするための『トップマスターフィッティングキット』を皮切りに、樹脂製ハードケースの『トップケース』および『サイドケース』、アルミ製の高剛性ケースの『TERRA(テラ)シリーズ』を詳しく解説しよう。
まずはトップマスターフィッティングキットを装着すべし!
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写真は400X専用に設計されたトップマスターフィッティングキットに、トップケースを装着するためのベースプレートが搭載された状態で、ベースプレートは別売となる。
フィッティングキットを車体に装着するにはシート、グラブバー、そしてタンデムステップを外し、左右別体になったフィッティングキットをそれぞれグラブバー&タンデムステップと共締めするだけでOK。そして、ベースプレートを左右フィッティングキットに橋渡しするように装着すれば完成。これで用途や好みに合わせたトップケース&TERRAを使用することができる。
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ベースプレートにはトップケース専用、TERRA専用がそれぞれ用意されており、アタッチメントに合わせた専用設計が施されている。写真のトップケース15種類に対応するベースプレートは『ベースプレートS』『ベースプレートM』『ベースプレートL』『アルミ製ベースプレートLシルバー』『アルミ製ベースプレートLブラック』の5種類で、トップケースのサイズ毎に対応が分かれている。
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写真のSH39はトップケースの中では中型の部類で、フルフェイスヘルメット1個&ジェットヘルメット1個が入る容量を確保している。装着するにはベースプレートMが必要となる。他にもベースプレートMで対応できるモデルはSH40、SH40CG、SH44、SH45、SH47がある(※SH26、SH29、SH33、SH34の小型トップケースも搭載可能)。
道なき道を走破するなら高剛性アルミ製の「TERRAシリーズ」
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また、『TERRAシリーズ』の4種類に対応するのが『ベースプレートL』『アルミ製ベースプレートLシルバー』『アルミ製ベースプレートLブラック』の3種類。これらのプレートには4種類すべてのTERRAを装着することができる。
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TR48を装着した例。アルミ製で頑丈なだけに、キー周辺の構造も質実剛健になっている。なお、TERRAおよびトップケースには写真のようなサイドケースもラインナップされており、装着する場合には専用アタッチメントの『4Pシステムフィッティングキット』を導入する必要がある。
SHADとともにロングツーリングへ繰り出そう!!
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日本でツーリングといえばこれまでは日帰り派が大半だが、400Xのように日本人の体格にも合ったアドベンチャーが続々と登場していること、そしてSHADのトップケースやサイドケースのように大容量を確保しつつ着脱もイージーなアイテムが豊富に揃っていることを考えると、これからは走る距離や日数も徐々に増えてリゾートホテルやキャンプでの『宿泊』が前提になるツーリングも、さらに多くなるかもしれない。
『アドベンチャー×SHAD』のコラボレーションが、日本のバイクの楽しみ方をもっと新しく、もっと刺激的なものに変えてくれることは間違いない!