【詳報】宮城県で1470人感染 高齢者施設でクラスター3件 患者2人死亡

宮城県で14日、新たに1470人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

感染が確認されたのは仙台市発表分850人、宮城県発表分620人です。

14日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は439人です。

年代別は、10歳未満220人、10代273人、20代172人、30代191人、40代253人、50代151人、60代84人、70代61人、80代44人、90歳以上21人です。

宮城県の月曜日の感染者は、10月3日368人、10日369人、17日382人、24日480人、31日816人、11月7日1155人、14日1470人と推移しています。

大崎市、加美町、登米市の高齢者施設でそれぞれ20人、10人、17が感染し、クラスターが発生しました。

仙台市で70代女性、仙台市以外で70代男性患者が亡くなり、宮城県で亡くなった人は451人になりました。

全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

大崎市27人、石巻市26人、栗原市・登米市各10人、岩沼市・東松島市各8人、気仙沼市・柴田町各7人、南三陸町6人、塩釜市5人、多賀城市・名取市・涌谷町各3人、白石市・富谷市・亘理町・美里町・利府町・加美町各2人、大郷町・松島町・蔵王町・川崎町・七ヶ浜町・山元町・大河原町・色麻町各1人です。仙台市は発表していません。

宮城県によりますと、確保病床の使用率は、宮城県全体で43.1%(261/605床)、重症病床は14.5%(8/55床)、仙台医療圏に限ると43.1%(172/399床)、重症病床は12.5%(5/40床)です。

12日現在のPCR検査等の実施状況は、9日2696件(陽性2509)、10日2572件(陽性2254)、11日1413件(陽性2314)、コールセンターへの相談件数は、9日818件、10日868件、11日797件です。

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