RODE、ゲーム配信向けブランド「RODE X」発表。仮想オーディオミキサーソフトとDSP内蔵USBマイクを発売

銀一株式会社は、同社が取り扱うRODE Microphonesがストリーミング・ゲーミング向けサブブランド「RODE X(ロード エックス)」を始動したことを発表した。シリーズ第一弾として、仮想オーディオミキサーソフト「UNIFY(ユニファイ)」、そして DSP内蔵USBマイク「XDM-100」「XCM-50」を発売する。市場想定価格は以下の通り。

  • 仮想オーディオミキサーソフト「UNIFY」:RODE Xマイクを接続することで無料で利用可能
  • XDM-100 USBダイナミックマイク:税込46,200円
  • XCM-50 USBコンデンサーマイク:税込28,600円

RODEが誇るイノベーションや利便性の高さ、優れた品質を引き継ぎながら、ストリーマーとゲーマーのニーズを満たすべくRODE Xの立ち上げを決定。3年以上の開発期間を経て、最先端のオーディオソリューションを新製品へ注ぎ込んだという。

Introducing RODE X: Professional Audio Solutions for Streamers and Gamers

「録る」「聴く」を同時に叶えるUSBマイク

「XDM-100」「XCM-50」は、内蔵されたデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、超低ノイズかつハイゲインのRevolutionプリアンプ、24bit/48kHzに対応したADコンバーターを搭載し、高解像度でクリアな録音を実現。仮想ミキサー「

UNIFY

」と連携して、内部DSPを使用したさまざまな音声処理が可能だ。

「XDM-100」はダイナミック方式の採用により、キーボードの打鍵音や環境音などのノイズを減衰させながらも、狙った音声をしっかりと収音できる。

XDM-100

「XCM-50」はコンデンサー方式によって高感度で音を拾いながらも、内蔵ポップシールドやタイトな単一指向性によってノイズを抑えた収音が可能。

XCM-50

いずれも銀一オンラインショップを含む、全国の正規販売店にて購入できる。

RODE Xシリーズの主役、仮想オーディオミキサーソフト「UNIFY」

ストリーマーやゲーマーのためのオーディオソフトとして開発された「UNIFY」。マイク、ボイスチャット、ゲーム音、BGM、システム音声など複数の音源をひとつのソフトウェア上で直感的にコントロールできる。

仮想オーディオミキサーソフト「UNIFY」

最大4つのUSBマイク(他社製品使用可能)と、ゲーム音、ボイスチャット、音楽、システム、YouTubeなどのブラウザ音声など6つまでのPC内音声、計10チャンネルを直感的にミックスすることが可能。配信の視聴者、ボイスチャットメンバー、自身のモニタリング用と出力ごとに独立したサブミックスを設定すれば、それぞれに最適な音を作り込むことができる。

SMARTパッドを使うことで、配信や録音時にSEやBGMをちょうどよいタイミングで再生。またUSBマイク入力に、コンプレッサー、ノイズゲート、ハイパスフィルター、さらにAural ExciterとBig Bottomを含むAPHEXプロセッサーによる音声処理を施すことで、ノイズを減らしながら自然で聴きやすい音作りができるという(※他社製USBマイクには非対応)。

What is UNIFY? | RODE X

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