安藤サクラ、バカリズム脚本「ブラッシュアップライフ」で民放連ドラ初主演

日本テレビ系では2023年1月から、安藤サクラ主演、バカリズムに脚本による連続ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日曜午後10:30、開始日未定)を放送することが決まった。

「ブラッシュアップライフ」は、バカリズムが壮大なスケールを持て余し、不思議な日常を描く、タイムリープヒューマンコメディー。地元の市役所で働く実家住まいの33歳独身女性・近藤麻美(安藤)はある日突然、人生をゼロからやり直すことになる。気が付くと、そこは産婦人科のベッドの上。目の前には若き日の父と母がいた。なぜか2周目の人生を始めることになる麻美。平凡な人生をもう1度やり直す、平凡な女性の物語が展開される。

安藤は「これまでは映画の出演が多かったので、どうすればドラマになじめるのかなと思っていたところに、今回のお話をいただき、『バカリズムさんの作品でタイムリープまでしちゃえば、いけるかもしれない!』と思いました。脚本がめっちゃ面白いんです!!! この面白さの邪魔をしないように、どう麻美を演じられるかを考えています」と魅力にあふれた脚本であることを伝える。

役柄については、「ささやかな日常を送る女性で、特殊なキャラクターという訳ではないのですが、麻美に起きる出来事のスケールがとても大きいんです。何もないキャラクターであるからこそ、いろいろなことを受け止めて、受け入れていく部分をどう演じていけるかを楽しんでいきたいと思います」とコメント。

そして、「今回、私の目指すところとしては、笑いをこらえながら、もう笑いながら撮影をできればと思っています。そこまでいけるように準備していきたいです。バカリズムさんが書いてくださる脚本がとにかく面白いですし、まだ言えないのですが…、共演の皆さんがうそではなく、本当に豪華なので、私自身はプレッシャーを感じずに、ただただ面白い作品にできるようにしていきたいです」と抱負を述べ、「壮大なフィクションの中で、登場人物たちの息づかいまで聞こえてくるようなリアリティーのある生活が繊細に描かれています。こんなドラマ、見たことない!と思える作品になっているはず。ぜひご覧ください」とアピールしている。

「架空OL日記」で向田邦子賞を受賞し、数々の映画・ドラマの脚本を執筆しているバカリズム。本作については「せっかく安藤さんとご一緒させていただきますし、今回が安藤さんの民放ドラマ初主演ということで、普通のドラマっぽくない感じにしたいと思っています。安藤さんには楽しく自由に、思ったように演じていただきたいなと思います。現場の楽しさが作品にも表れると思うので、カットがかかったらみんなで笑うくらいの、楽しい撮影にしていただきたいです」と意気込みを語る。

タイトルに関しては、「『やり直す』でいろいろ調べた時に『ブラッシュアップ』という言葉が出てきて、わりとすんなりタイトルは決まりました」と説明し、「今、早く帰って台本をブラッシュアップしたい気持ちです(笑)。今回、少し特殊なお話で1話を書いたら終わりという訳ではなく、話が先に進めば進むほど、また戻って台本をブラッシュアップするという複雑な作業もあったりして、いつもより時間はかかっていますが、締め切りはちゃんと守っています!」と執筆作業についても明かしている。

また、主人公が“人生をゼロからもう一度やり直す”ドラマの内容にちなみ、安藤とバカリズムがそれぞれ自身の子ども時代にタイムリープしたかのような“タイムリープ写真”が公開された。おさげ姿の安藤サクラ(5歳頃)とおもちゃを手にほほ笑むバカリズム(5歳頃)の、面影のあるかわいらしい幼少期と現在の2人が共演する特別なタイムリープ写真となっている。

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