第53回越後妙高コシヒカリマラソン大会(実行委員会など主催)が13日、妙高市の新井総合公園陸上競技場を発着点とするコースで行われた。多世代の879人が市内外から参加し、秋深まる妙高路を駆け抜けた。
大会は4年ぶり。台風や新型コロナウイルスの影響で過去3年は中止になっていた。ハーフを最長とする7距離が設けられ、参加ランナーは競技場や市街地、田園風景の中を走った。
小学1・2年男子1・2キロでトップでフィニッシュした尾崎蓮旺君(新井小2年)は「走るのが好き。最後に力を振り絞った。1位になれてうれしい」と喜んだ。
10キロを完走した屋良景子さん(47、東京都)は「やりがいのあるコースだった。後半の上り坂がきつかったけど、心のこもった応援があった」と振り返る。3回目の参加といい、「参加賞でおいしいお米をもらえるのがうれしい」と笑顔で話していた。
実行委によると、約300人が大会運営に携わった。個人種目の他、ファミリー駅伝(1・3キロ×3人)が行われた。