『今年の顔』に選ばれた間宮祥太朗の活躍ぶり

俳優の間宮祥太朗、女優の清野菜名が今月3日、都内で行われた月刊誌「日経トレンディ」の「2022年ヒット商品ベスト30」「2023年ヒット予測30」先行発表会に出席したことを、各メディアが報じた。

2人は、同誌が選ぶ「今年の顔」に選出された。間宮は受賞を知った際の心境を、「ほんと寝耳に水といった感じで、驚きました」と振り返り、「今年は充実した年でした。来年は30歳になるので、充実した30代のスタートを切れればいいかなと思っています」と語った。

その活躍ぶりだが、まず、1月期のTBSドラマ「ファイトソング」で清原果耶演じるヒロインの相手役を演じた。

3月にテレビ朝日系で放送されたスペシャルドラマ「奇跡のバックホーム」で、原作のエッセーの著者で元プロ野球・阪神の横田慎太郎さんの役を演じた。ちなみに、間宮は阪神の大ファンとして知られる。

4月期のフジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」では主演をつとめ、中学最強の喧嘩番長だったが、喧嘩ばかりの日々に嫌気が差し、普通の青春を送りたいという動機から高校進学を機にヤンキーをやめることを決意した主人公を好演した。

7月期のフジ系ドラマ「魔法のリノベ」では、女優の波瑠演じる主人公が転職して来た家族経営の工務店の長男で、バツ2のシングルファザー役を演じた。

「幅広い役柄が舞い込んでいるが、いずれもうまく自分のものにしてこなす能力に長けている。同じ所属事務所では、小栗旬、綾野剛、坂口健太郎に次ぐ俳優だが、3人は主役級のオファーがほとんどなのに対して、間宮は脇役でのオファーも多く事務所もそれを受けるので自然と出演作も多くなり、役者としての経験値を積み重ねることになった。来年以降は自分の代表作になるような作品と出会うことが目標か」(芸能記者)

来年は出演作で、人気コミックを実写映画化した続編の「東京リベンジャーズ2」の公開が決定している。

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