稀代の作曲家・三宅純がパリより帰国、その生活17年を振り返るTalk Session開催決定!

稀代の作曲家・三宅純がパリより帰国、その生活17年を振り返るTalk Sessionを行なう。 今までメディアでその一部、断片的にしか伝えられてこなかった全貌が明らかに。当日は、この機会にしか聞けない貴重な話が飛び出すこと必至。 進行役には、このたびのアルバムジャケットにアートワークを提供し、三宅と交遊の深い画家・寺門孝之画伯を迎える。

また、12月14日に発売予定、ドイツ音楽批評家大賞を受賞した『Whispered Garden』の2枚組LP盤の販売会も行なう。

【三宅純 プロフィール】

ジャズをルーツに、異種交配の限りを尽くし、時代に欠落した音楽を作ることを 目指して映画、C M、ダンス、舞台、ドキュメンタリー など様々なジャンルの作品に楽曲を 提供してきた稀代の作曲家。ピナ・バウシュ、ヴィム・ヴェンダース、フィリップ・ドゥクフレ、オリバー・ストーンなど、世界の名だたるアーティストから賞賛を受け、主要な楽曲を提供した『ピナ/ 踊り続けるいのち』( ヴィム・ヴェンダース監督)ではアカデミー賞にノミネート、ヨーロッパ映画賞でベスト・ドキュメンタリー賞を受賞、オリジナル・アルバム『Stolen from strangers』『Lost Memory Theatre act-1』『Lost Memory Theatre act-2』が3作連続でドイツの音楽批評家大賞を受賞するなど、パリを拠点に世界的に活躍、2016年8月のリオ・オリンピック閉会式「東京プレゼンテーション」における、「君が代」の前代未聞のアレンジは日本中を驚嘆させた。近年手がけたサウンドトラックには、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』、『嘘はフィクサーのはじまり』『浮世の画家』『人間失格:太宰治と3人の女たち』、そして舞台音楽には『No.9―不滅の旋律―』『サンソン(SANSON)-ルイ16世の首を刎ねた男』などがある。

【寺門孝之 プロフィール】

画家・神戸芸術工科大学教授、間(あわい)のデザイン研究所所長。大阪大学文学部美学科卒業後、セツ・モードセミナーにて長沢節に絵を学ぶ。並行して、ニューメディア画像制作会社 ㈱シフカに入社。各種デジタルコンテンツの企画・制作にチーフイラストレーター、ディレクターとして携わる。1985年、第6回日本グラフィック展大賞受賞。1986年、㈱シフカ退社以降フリーランス。以後、神戸・東京を二拠点に光り輝く天使や、夢・物語の世界を描き、展覧会での作品発表はじめ、絵本、ライブペインティングなど幅広く活動。三宅純作品のCDジャケットのアートワーク、『原宿文楽』(ラフォーレミュージアム)やミュージカル『キャバレー』(演出/松尾スズキ)のポスター画、結城座公演の人形デザイン、角川映画『人間失格』(監督/荒戸源次郎)の劇中画、朝日文芸時評挿画など、他分野とのコラボレーションも多数。2014年より、リネンの表裏二面から描く透過手法で、天使画の新機軸を発表しつづけている。NISSAY OPERA『ヘンゼルとグレーテル』の宣伝美術全般を担当。現在、新約聖書の受胎告知場面から新作能を創作するプロジェクトを進行中、その中で三宅純氏とのコラボレーションも始動している。2020年には作詞家・松本隆氏とのコラボレーション展「風街ヘブン」を神戸市立相楽園内の重要文化財 旧小寺家厩舎に於いて開催。

【勝沼恭子 プロフィール】

神奈川県出身、5歳よりピアノ、7歳より合唱を学ぶ。10歳の時、在籍合唱団の選抜により、NHKみんなの歌にてレコードデビュー。15歳で海外公演(ギリシャ)を経験する。昭和音楽大学短期大学部ピアノ科卒業と同時にCM音楽制作会社に入社。音楽制作を学びつつ、ヴオーカリスト、ナレーターとして三宅純、菅野よう子、中川俊郎、近田晴夫、鈴木慶一らの作品に参加。2005年9月よりパリに拠点を移し、2007年には楽曲制作を開始。音楽活動以外に、ヴィム・ヴェンダース監督による3Dインスタレーション『もし建築が話せたら・・・(日本バージョン)』のナレーションや、多数のCM出演、アートカルチャーマガジンSOME/THINGS Magazine のモデルを担当するなど活躍の場を広げている。

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