別荘地付近に10万枚以上のソーラーパネル 開発届け出に市長「拒否権がない」条例に基づき審査へー静岡・伊豆市

静岡県伊豆市でもメガソーラー施設の計画です。伊豆市の菊地豊市長は11月14日の会見で、東京都内の事業者から開発の届け出があったことを明らかにしました。

<伊豆市 菊地豊市長>

「さまざまな関係諸法令、市の条例等々を確認しても、市長としての拒否権がない。届け出を受理せざるを得ないという状況です」

伊豆市によりますと、市の条例に基づく届け出をしたのは東京に本社を置く事業者です。中伊豆の上白岩地区で、30ha以上の土地にソーラーパネルを設置する計画で、10月27日に提出されたということです。

関係者によりますと、地区の別荘地があるエリア付近にソーラーパネル10万枚以上を設置予定で、事業者はすでに地元への説明会も開催したということです。伊豆市は条例に基づいて審査し、60日以内に事業者に回答する方針です。

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