電通、ロシア事業撤退へ 合弁相手に株譲渡

 電通グループは14日、ロシア事業を担う現地合弁会社について、グループの全保有株式を合弁相手に譲渡すると発表した。ロシアから事実上撤退する。譲渡にはロシア当局の承認が必要なため、完了時期は未定としている。

 電通グループは年内に譲渡が完了した場合、2022年12月期連結決算で約370億円の損失が出ると試算している。

 14日に発表した22年1~9月期連結決算に譲渡関連の損失を一部計上し、純利益に約169億円のマイナスの影響が出た。純利益は前年同期比42.6%減の584億円、売上高に当たる収益が14.3%増の8851億円だった。

© 一般社団法人共同通信社