横須賀でねんりんピック卓球交流大会 神奈川から8チーム参加「レベル上がってる」

熱したラリーが展開された卓球交流大会=横須賀市

 「ねんりんピックかながわ2022」は13、14の両日、神奈川県内各会場で競技や交流を行った。参加した高齢者らはスポーツや文化を楽しみながら、健康や生きがいづくりの大切さをアピールした。

 横須賀市総合体育館(同市不入斗町)では13、14の両日、卓球交流大会が開かれた。全国69チームの頂点には島根県が輝いた。

 シングルスと混合ダブルスの5試合による団体戦に約470人が出場し、最年長は87歳だった。予選リーグを勝ち抜いた48チームが成績ごとに三つの決勝トーナメントに分かれ、白熱したラリーを繰り広げた。

 最優秀の第1位グループで優勝した島根県の監督兼選手の西村和正さん(65)は「第1位グループ進出が目標だったのでびっくり。チームワークの勝利だ」と喜びを語った。

 神奈川からは県と横浜市、川崎市、相模原市がそれぞれABの2チームずつ計8チームが参加した。神奈川A監督の長井渉さん(85)=座間市=は「6回目の参加だが、だんだんレベルが上がっている。全国の仲間と交流ができて良かった」と話していた。(山元 信之)

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