NTTは14日、少ない電力で大容量のデータを高速で伝送できる最先端技術「IOWN(アイオン)」の専用回線を、来年3月に企業など法人向けに提供すると発表した。これまで構想段階だったIOWNのサービス第1弾と位置付ける。ロボットを使ったオンラインの遠隔手術や、eスポーツといった分野での採用を見込んでいる。
実用化の一環として、医療メーカー「メディカロイド」(神戸市)の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」とIOWNのネットワークを接続する実証実験を始めており、正式導入に向け課題を検証する。