
【ヌサドゥア共同】先進国と新興国でつくる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が15日、インドネシア・バリ島で開幕した。2月のロシアのウクライナ侵攻後、初の開催で日米欧の首脳が出席した。物価高が進み、減速懸念が強まる世界経済について討論する。これまでの調整で首脳宣言を巡り日米欧がウクライナ危機を記すよう主張し、ロシアが反発していたが、関係国高官は15日、14日夜に進展があり宣言が出る見通しになったと述べた。
メンバー国ロシアのプーチン大統領が欠席する一方、ウクライナのゼレンスキー大統領が招待され、オンラインで参加した。開幕前の集合写真撮影は見送られた。