全国高校ラグビー県大会 23日決勝 長崎北陽台、長崎北が対決

写真左から【準決勝、長崎北陽台-長崎南山】前半8分、激しいデフェンスで相手ボールをターンオーバーする長崎北陽台のFW陣、【準決勝、島原工-長崎北】後半23分、タックルを外して前に出る長崎北のSH本多=県営放虎原ラグビー場

 ラグビーの第102回全国高校大会長崎県大会第4日は13日、大村市の県営放虎原ラグビー場で準決勝2試合が行われ、第1、2シードの長崎北陽台と長崎北が決勝に進んだ。両校の決勝対決は2年連続14度目。決勝は23日午後2時、長崎市営ラグビー・サッカー場でキックオフ。
 長崎北陽台-長崎南山は、長崎北陽台が前半8分、ラックサイドを突いたフッカー末次のトライで先制すると、その後も連続攻撃などから前後半計10トライ(7ゴール)の猛攻。ロック白丸、フランカー亀井を軸にしたFWが前に出続けて、WTB田中、SH木村らが次々にトライを重ねた。長崎南山もフランカー𠮷田、SH山下蓮を中心に粘ったが、長崎北陽台が64-0で快勝した。
 島原工-長崎北は、長崎北が風上の前半に4トライ(3ゴール)を先行。島原工のミスを逃さず、WTB下釜、村里、プロップ徳久らがトライを決めた。サイドが変わった後半は島原工ペース。20分までほぼ敵陣で試合を進めたが、長崎北はここをしっかり守り切ると、SH本多、CTB永田らを起点に残り10分間で4トライ(4ゴール)を追加。54-0で島原工の挑戦を退けた。


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