瀬戸内海で貨物船同士の衝突 日の出前、晴れで穏やかな海上での事故 尾道海保が原因調べる

15日、愛媛県沖で貨物船同士が衝突する事故があり、尾道海上保安部が事故の原因を調べています。

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尾道海上保安部によりますと、15日午前4時40分ごろ、愛媛県上島町の百貫島沖で、大阪府の大正内港から広島県の呉港に向かっていた貨物船「第一くろしお丸」と、福岡県の博多港から岡山県の水島港に向かっていた貨物船「第二平成丸」が衝突しました。

尾道海上保安部は正面衝突を避けようと旋回した「第一くろしお丸」の船尾が、「第二平成丸」の船首とぶつかったとみています。

いずれの貨物船も、スチールコイルを積むために目的地に向かっていて、積み荷はない状態だったということです。

この事故でけが人はいませんでした。

事故当時は、日の出前で暗かったものの、晴れで海上も穏やかだったということで、尾道海上保安部が、船の乗組員から見張りの状況などを聞くなどして事故の原因を調べています。

※画像はいずれも尾道海上保安部提供

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