「霊媒探偵・城塚翡翠」瀬戸康史がクランクアップ

11月13日放送・第5話(最終話)で、衝撃の展開とともに、壮大な伏線が怒濤(どとう)の勢いで回収され放送を終えた日本テレビ系連続ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」(日曜午後10:30)。Twitterでは公式ハッシュタグ「#城塚翡翠」がトレンド1位になるなど、大きな話題になる中、推理作家・香月史郎を演じた瀬戸康史が最終話の撮影でクランクアップを迎えた。

「霊媒探偵・城塚翡翠」は、ミステリーランキングを総なめにした、相沢沙呼氏による累計50万部突破の大ヒット小説「medium 霊媒探偵城塚翡翠」(講談社文庫)が原作。“霊が視(み)える”能力を持つ主人公・城塚翡翠(清原果耶)が霊視の能力を使い、死者からのヒントを頼りに難事件解決に奔走するミステリードラマだ。

瀬戸のクランクアップは、別荘の中で、翡翠が自身と香月の秘密を明かす重要なシーン。撮影が終わり、スタッフから「瀬戸康史さんオールアップです!」の声がかかり拍手が起こると、瀬戸は緊迫感のある表情から一転、「お疲れさまでした!」と笑顔を見せ、清原から贈られた花束を受け取った。

瀬戸は「2カ月弱という撮影期間は、長いようであっという間で、出演者、スタッフの皆さまと非常に濃い時間を過ごさせていただきました。僕の撮影はこれで終わるわけですが、ほかの皆さんはこれからまた第1話が始まるということで、寒い季節になりますので、体調に気を付けて頑張ってください。また僕も…出られたらいいな、なんてね(笑)。本当にありがとうございました!」と感想を述べ、今後も撮影が続く共演者とスタッフを激励した。

そして、11月20日からは“城塚翡翠シリーズ”続編として、新番組「invert 城塚翡翠 倒叙集」がスタート。翡翠がパートナー・千和崎真(小芝風花)と共に、完全犯罪を狙う犯人に迫っていく。

その第1話では、IT関連会社の社長・吉田直政(長田成哉)のマンションで、同僚の狛木繁人(伊藤淳史)が吉田を殺害。狛木は巧みな証拠隠滅で、自分の犯行を風呂場での転倒事故に見せかける。

翌日。警部補・鐘場正和(及川光博)と刑事・雨野天子(田中道子)が現場検証に入る。事故死の見立てがされる中、鐘場はデスクの上に残された「C」の形をした跡が気にかかる。数日後、狛木のマンションの隣の部屋に翡翠が引っ越してくる。おっちょこちょいな女性を演じ、早速狛木のハートをつかんだ翡翠は、殺害された吉田の霊が見えると語り、狛木の犯行を立証するべく距離を縮めていく。しかし、吉田の死亡推定時刻の間、狛木には完璧なアリバイがあった。

© 株式会社東京ニュース通信社