七十七銀行が仙台・若林区荒町の支店を複合ビルに建て替え 地域活性化に貢献を

七十七銀行が、初めて所有不動産の賃貸に乗り出します。仙台市若林区荒町にある支店をマンションやオフィスなどが入る複合ビルに建て替えます。

若林区荒町にある七十七銀行荒町支店兼八木山支店は、築50年と老朽化が進んでいることから現在の3階建てを10階建ての複合ビルに建て替える計画です。

1階と2階はATMや支店などで使う一方、3階は店やオフィスに貸し出し4階から10階は賃貸マンションとします。

七十七銀行小林英文頭取「(複合ビルの)竣工につきましては、2025年4月の予定であります」

金融機関は所有する不動産の外部への賃貸が制限されていますが、2017年の規制緩和で地域の活性化に貢献する不動産賃貸は認められるようになりました。

七十七銀行が不動産を賃貸するのは初めてです。

七十七銀行小林英文頭取「立地環境を生かし既存の店舗を建て替えのうえ高層化しまして交流人口、居住人口の増加を通じて地域の活性化を目指すものであります」

複合ビルの近くでは、2023年4月に東北学院大学が新たに五橋キャンパスを開きます。土樋キャンパスと合わせて1万人を超える学生や教職員が集うことになるため、地域の活性化も期待されています。

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